ワーキングホリデー日記

イギリス(リバプール)でのワーキングホリデーの体験談を綴った日記

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5月29日

腹を壊した。

ほとんど何も食べていない状態から一気に食べたのが悪かったらしく、今日はトイレと仲良し。

 

宿を出る時、宿のおばさんが、洗濯物の事でゴタゴタ言ってきた。

量が多くて2台使ったから、2倍払うべきだ、みたいな事を言ってきた。

対応もすごく悪かったので、少し延泊しようかとも思っていたのに、そんな気はまったく失せてしまった。

 

気を取り直して、Old Townに行ってみた。

一通りブラブラしてみたものの、イマイチ、「魔女の宅急便」や「紅の豚」のモデルになった街とは思えない。

そこで、市内を見渡せるという城壁の上を一周してみることにした。

Old Town

城壁の上に登ってみると、Old Townが一望でき、赤い屋根の連なる街並みはすごくきれいだった。

城壁の上を歩いている途中、子供達が城壁の角のところでサッカーをしていた。

クロアチアは、クラブチームのユニフォームを着ている人よりも代表ユニフォームを着ている人のほうが多いみたい。

 

それにしても、この街は、半端なく暑い。

ギリシャの島にいた時よりも暑い。

街自体は小さいので、一通りまわった後は、暑さに負けて、ずっと休んでいた。

 

夕方、バス亭に行き、Zagreb行きの夜行バスに乗った。

今度は、行きと違って、寒いくらいに冷房が効いていて、あまり寝れなかった。

5月28日

途中、出入国で起こされたものの、朝、Zagrebに到着。

クロアチアは政府が観光で儲けようとしているらしく、駅に旅行者案内の地図があり、すんなりとバス停に行くことができた。

そこからDubrovnik行きの長距離バスに乗ったんだけど、このバスがめちゃくちゃ暑い。

バスに乗るときに冷えていた水が、ぬるま湯になっちゃったくらい。

そんなバスに12時間近くゆられ、なんとかDubrovnikに到着。

 

到着すると、今回も宿勧誘の人達がたくさんいて、そのうちの一人を捕まえて宿をとった。

昨日からロクなものを食べていなかったので、早速、外に食べに行った。

ところが、泊まったところは、Old Townといわれるメインの見所から遠くて、歩いたら30分もかかってしまった。

 

それにしても、デジカメの調子が日に日に悪くなっていく。

もはや、どのボタンもほとんど効かなくなってしまった。

まったく、どうなっちゃったんだろう。

あと半月ほどだから、なんとか持ちこたえてくれるといいけど。

5月27日

朝、起きるとThessalonikiに着いていた。

夜行は楽だ。

 

さて、今日は大移動の日。

ほぼ丸一日電車に乗る予定。

Thessalonikiを後にし、初の電車で国境越えへ。

 

ギリシャの次の国は、マケドニア。

意外にすんなり入国できたけど、ギリシャ出国の駅、マケドニア入国の駅でそれぞれ30分づつ停車した。

マケドニアの途中の駅で乗ってきたマケドニア人中年二人組が英語が話せたので少し話したら、昨日、日本で事故があったというようなことを言っていた。

その人達は、Skopjeで降り、今度は、マケドニア出国へ。

日本人は、めずらしいらしく、出国審査官に「日本人がいるぞ。」みたいに騒がれつつも、無事に出国。

 

そして、セルビア・モンテネグロへの入国もできた。

この国は、けっこう名前は聞くから、もっと栄えているのかと思ったら、そうでもなかった。

たまに、線路沿いに、内戦によるものと思われる壊れた建物もあった。

そんな心配をよそに電車の中の雰囲気は、至って普通で、夜、無事にBeogradに到着した。

ここでほとんどの乗客が降りてしまったため、コンパーネントは一人きりに。

おかげで、Zagrebまでは横になって寝ることができた。

5月26日

Delos島に行く予定がなくなったので、朝から海を眺めてボーッとしたり、荷物整理したりして、ゆっくりした。

宿をチェックアウトした後は、フェリーの時間まで街を散策することにした。

ビーチには、トップレスの人もいたり、リゾートって感じ。

 

少し早めにフェリーに乗ったため、快適な席をGETできた。

デッキにも出てみたが、行きと違って帰りは天気が良く、かなり気持ちよかった。

Piraeusに着いた後、Athens Larissa駅に行き、Thessalonikiへの夜行列車に乗った。

生まれて初の夜行列車だったけど、意外に快適だった。

夜行バスより全然マシかな。

5月25日

朝、エーゲ海の島へ行くために、地下鉄でPiraeusへ。

ところが、Piraeusに着いた途端、大雨。

フェリーに乗ろうとするとこうだ。

またも、雨の中、フェリーで出航するはめになり、いざ、Mikonos島へ。

本来なら、デッキは気持ちいいんだろうけど、今日は雨でびしゃびしゃ。

おかげで、船内がすごく混んでいた。

 

Mikonos

Mikonos島に着いた時には、天気は良くなり、船を降りると、真っ白の街並みが飛び込んできた。

港には、宿の呼び込みのおばちゃんがいて、そのうちの一人に乗ってみた。

風呂・トイレ付で10ユーロ。

場所は中心部からはずれるものの、その値段は魅力的だったので、そこに宿をとった。

宿の近くには、小さなビーチがあり、海がすごくキレイ。

底がみえる海なんて初めて。

でも、時間的に遅いので、今日は入るのを止めて、街の散策に行った。

 

Mikonos

白い街並みとキレイな海のおかげで、ブラブラ歩いているだけでも楽しい。

高台に上って上から眺めてみたり、浜辺から見上げてみたり。

一通り街を歩いた後、明日のDelos島へのフェリーに乗ろうと、トラベル・エージェンシーに行ってみたものの、月曜日は、Delos島へ行くフェリーはないとのこと。

Mikonos島もすごくいいところだけど、遺跡がたくさんあるDelos島へ行けないのは、すごく残念だ。

5月24日

Athens国立庭園

今日は、まず、国立庭園に行ってみた。

この庭園には池があるんだけど、そこには、アヒルがうようよ。

写真を撮ろうとデジカメを操作してみたんだけど、ズームとフラッシュのボタンが効かない。

壊れたのかな?

しばらくいじくってみても、効いたり、効かなかったり。

日本に帰るまでもってくれるといいけど・・・

 

Zeus神殿

次に、昨日入れなかったZeus神殿に行った。

中に入ってみると、神殿のまわりにも遺跡があったりと、さすがギリシャ。

手前にZeus神殿、奥にParthenon神殿という景色はすばらしかった。

 

Athens

それから、ケーブルカーに乗って、Mt. Lycabettusに登ってみた。

Athens全域が見れるのはすごいけど、Parthenon神殿方向は柱が邪魔になって、景色がイマイチ。

Philopappos Hillからのほうが景色が良かった。

 

その後は、おみやげ屋をブラブラしてみた。

ギリシャは物価が安くて、おいしい料理が食べれるから最高だ。

5月23日

やっぱり、なんとなく落ち着かなかったので、ホテルをチェックアウトし、近くにあったユースホステルに移ることにした。

 

ユースホステルにチェックインした後、いよいよAthens観光へ。

じつは、前からAthensは来てみたくて、今回の旅行でもメインに考えていたところ。

 

まずは、Athens国立考古学博物館に行ってみた。

ところが、改装中で閉鎖されていて、入れなかった。

しかたがないので、ツーリスト・インフォメーションに行こうとしたら、ここも閉鎖。

Mitropolis大聖堂に行っても、やっぱり工事中。

今、Athensは、2004年オリンピックに向けて大改修しているところで、どこも工事中なのだ。

 

Roman Agora

気を取り直して、Hadrian’s Libraryを見てから、Roman Agoraに行った。

Athensは便利なもので、主要遺跡に入れる共通チケット12ユーロさえ買えば、観光費はかからないのだ。

Londonなら、一箇所12ユーロくらいするのに。

やっと遺跡らしい遺跡に辿り着いたものの、Athensは、遺跡の見せ方が悪い。

もっと観光用にカスタマイズすればいいのに。

 

Ancient Agora

それから、Ancient Agoraに行った。

ここもRoman Agoraと一緒で、遺跡はただ置いてあるだけだった。

でも、俺は遺跡好きなので、そんな状態でも、かなり楽しめたけどね。

その後、Kerameikosの遺跡に行ってみたけど、ここも閉鎖されていた。

 

Parthenon神殿

時間が余ったので、天気も良くなってきたし、明日行こうと思っていたAcropolisへ行ってみた。

ここも例に漏れず工事中だったけど、それでも、Parthenon神殿は圧巻だった。

まぁ、神殿の一部はイギリス大使にパクられて、大英博物館にあるんだけどね。

 

Dionysos劇場

Acropolisを堪能した後は、Acropolis脇を降りて、Dionysos劇場へ行ってみた。

ここは、聖闘士星矢で聖矢とカシオスが闘った闘技場にそっくりで、すごく感動した。

 

Athens

その後は、Acropolisを別の角度から見ようと、Philopappos Hillに登ってみた。

ココから見るAcropolisもすごかったが、白い街並みの向こうに見えるエーゲ海もキレイだった。

その後、Zeus神殿へ行ったものの、3時閉館で入れなったので、明日また来よう。

5月22日

フェリー

椅子を4つ占領して、横になって寝ていたおかげか、思ったよりもよく寝れた。

もちろん、起きても、まだ、海の上。

でも、天気は大雨から一転して快晴になっていた。

室内にいるよりも外にいるほうが暖かかったので、デッキで海を眺めていた。

 

Patrasに着いた後、駅に向かった。

ここは、AncoraやBariと違って、港のすぐそばに駅とバスターミナルがあるから便利。

電車がしばらくなかったので、バスでAthensまで行くことにした。

結局、Athensの市街地に着いたのが夕方5時頃になってしまったので、ガイドブックに乗っている安宿に行ってみた。

ところが、チェックインして部屋に入ってみると、明らかにラブホテル。

部屋の壁一面が鏡になっていてダブルベッドだし。洗面所の鏡がハート型だし。

でも、とりあえず遅い時間なので、ここに泊まることにした。

 

5月21日

朝、ホテルをチェックアウトし、フェリー乗り場へ。

チケットを確保したものの、インターレイルパスで無料で購入したチケットには「デッキ」の文字が。

デッキって・・・。

 

船の出発まではかなり時間があるので、Bariの街で時間をつぶすことにした。

ところが、この街は観光地ではないためか、2時~4時半まで、どの店も昼休み。

おかげで何もない街で、さらにすることがなくなってしまった。

それでも、何とか時間をつぶし、フェリー乗り場へ向かった。

 

フェリー乗り場に着いたとたん大雨になった。

そんな中、フェリーに乗ってみると、本当にデッキだった。

かろうじて屋根があるものの、めちゃくちゃ寒い。

これではPatrasに着く前に死ぬかな、と思った矢先、船員が、「今日は雨だから、こっち来い。」と1クラス上の椅子で寝る部屋に案内してくれた。

何故か冷房が効いていて寒かったけど、デッキで寝るよりは全然マシ。

映画もやっていて、「スター・ウォーズ エピソード2」を観て時間をつぶすことができた。

5月20日

フェリーでギリシャのPatrasまで行こうと、列車でAncoraに向かった。

国際線のフェリーがでているんだから、乗り場は駅から近いだろうと油断していたのがまずかった。

ツーリスト・インフォメーションもない田舎駅で、どっちがフェリー乗り場かもさっぱりわからない。

イタリア人のおじさんに聞いて、なんとか辿り着いたものの、乗ろうとしていたフェリーに間に合わなかった。

しかも、ここで次のフェリーを待てばよかったのに、血迷って列車でBariに向かってしまった。

BariからもPatrasにフェリーがでているのだ。

でも、列車に乗ってからよく考えてみると、Ancoraで間に合わなかったんだから、Bariで間に合うわけがない。

 

案の定、Bariは、Ancora以上にフェリーがどちらだかわからないところだった。

なので、今日のフェリーは諦めて、Bariに宿をとることにした。

ところが、国際港を持つ街にしては、ホテルが少ない。

しかも、着いた時間が夕方7時。

おかげで、どこのホテルもいっぱいでなかなか宿がとれない。

ガイドブックにもBariの情報は載ってなく、2時間くらい街をさまよった。

見つからなかったら夜行列車でどこかへ行こうと考えつつ、ココで最後というホテルで、やっと宿がとれた。

これからの教訓として、余裕を持った計画と宿を取る街には早めに着くということを心がけようと思った。

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