ワーキングホリデー日記

イギリス(リバプール)でのワーキングホリデーの体験談を綴った日記

Category: 語学学校編 (page 6 of 6)

7月12日

朝、学校に行く途中の路上でパレードをしていた。

先生に聞いたところ、今日はプロテスタントにとって特別な日なんだそうだ。

それにしても、朝の8時半くらいからよくやるもんだ。

楽器を鳴らしまくりで近所迷惑、安眠妨害。

 

家に帰ると、トニーがパソコンのゲームをやらせてくれた。

さすが外国のゲーム。

日本では考えられないような内容のゲームだった。

人を殴り殺して金を奪い、路上を走っている車を止めて運転手を引き摺り下ろし、その車を奪って人を撥ね、街を壊すといった内容だ。

こんなゲームをつくるから凶悪犯罪がなくならないんじゃないのか?

子供の教育上、良くないだろ!!

 

今日で無事に1週間が終了。

自分の英語が上達しているのか、していないのかがよくわからないまま1週間が過ぎてしまった。

こんなので話せるようになるのだろうか?

7月11日

今日から1週間、カリードはLondonに旅行。

なんでも、彼の両親がEnglandに来るそうだ。

というわけで、今日は一人で学校に向かった。

今日から新しいクラスなのだが、どうやら1番下のクラスになったようだ。

てっきり真ん中のクラスになるもんだとばかり思っていたら、それを飛び越して1番下とは・・・。

うちの学校、いい加減すぎ。

でも、1番下だけあって話すことが中心になっているので、英語に慣れるまではちょうどよいかもしれない。

それに、先生が日本に4年半住んでいて英語の先生をしていた人なので、日本人の弱点をわかってくれているし。

ある程度英語に慣れるまでは、このクラスで様子をみてみよう。

 

St George’s Hall

今日のエクスカーションは、St George’s Hallで行われているARABIC ART FESTIVALに参加した。

フェスティバルっていうくらいだから、お祭りみたいなものを想像して楽しみにしていたのに、偉そうな人がスピーチをしただけで、たいしておもしろくなかった。

あとは、アラブ料理が食べれたくらい。

あまりおいしくはなかったけど、昼食代が浮いた。

 

家に帰ると、トニーがインターネットに繋がるようにしてくれた。

イギリスは電話回線の形状が違うって聞いていたんだけども、トニーが形状がぴったりの回線を調達してきてくれた。

これで、やっと日本語でネットができる!!

 

夜は、トニーとリンダの孫が遊びにきた。

子供は国籍に関係なくかわいい。

でも、容赦なく話しかけてくるので、英語があまり聞きとれない俺としては、結構つらいかも・・・。

ますます英語が話せるようになりたくなった。

7月10日

学校3日目。

ジェスチャーについて議論しなさいってことだったんだけど、まわりの人が何を言っているのかさっぱりだった。

おまけに先生が何を言っているのかもわからない。

そのうえ、ヨーロッパの国々のジェスチャーの違いなんて知らないし。

 

うちのクラスは生徒が多すぎる。

14人もいるんだもん。

そんなわけで、先生のジェニーも一人一人を気にかける余裕なんてなくて、最悪だった。

このまま今のクラスにいても勉強にならなそうなので、クラスを変えてもらうことにした。

授業後、先生にクラスの変更を頼んだら、明日から変えてくれるそうだ。

わけのわからない授業を聞いていたら、精神的に疲れてしまったので、今日は街を歩き回らずに、すぐに家に戻ってしまった。

 

夜、リンダが娘のベレと一緒にビンゴをやりにいくというので、一緒に連れていってもらった。

日本でいうビンゴとは少し違って、揃えるのは横の列のみ。

しかも、シートによって、1列揃えるビンゴと全部の列を揃えなければいけないフルハウスとに分かれている。

ビンゴ以外にもスピードくじがあって、やる前にスピードくじを買ったら、£5当たった。

ビギナーズラックってやつ。

その後、ビンゴをやったんだけど、慣れないうちは数字が聞き取れなくて、ベレに手伝ってもらいながらビンゴをした。

リンダが1回勝った以外は誰も勝てなかったけど、ビンゴは楽しいし数字を聞く勉強にもなるので、来週も来ようっと♪

7月9日

語学学校2日目。

相変わらず、カリードはギリギリまで起きない。

ようやく起きたカリードと一緒に学校に行ったら、生徒が1人しかいない。

時間5分くらい前になっても誰も来ない。

ほとんどの生徒は時間にルーズで、授業開始までに来たのは半分くらい。

日本だと、ちょっと考えられないよね。

 

今日の授業は映画鑑賞。

もちろん、なにを言っているのかさっぱりわからない。

観終わった後に要約を書いて、今日の授業はおしまい。

こんな授業で金をとるなよ!!

映画なんて家に帰れば、テレビでやってるよ。

もっと会話の練習をしたい・・・

 

今日は、エクスカーション(excursion:遠足/かっこ悪いから、横文字にしてみた。)がある日。

それが午後の授業後なので、それまで時間をつぶさなければならない。

そこで、バスの定期券を買いに行くことにした。

定期券は、Tourist Infomation Centreで買うことができるらしい。

バスの定期券を買うのに必要なのは、写真と身分証明書。

身分証明書は、国際青年証が使えた。

まさか、こんなところで役に立つとは思ってもみなかった。

定期券は、使用可能エリアを指定しないといけないのだけれども、リンダに書いてもらった住所をみせたら、窓口の人が全部やってくれた。

そんなわけで、なんの苦労もなくスムーズに買うことができた。

 

Anglican大聖堂

エクスカーションでは、Anglican大聖堂に行った。

なんでも、世界でも5本指に入る大きさの大聖堂だそうだ。

イギリスでは最大。

英国国教会の大聖堂としては世界で最大らしい。

確かにでかい。

近くからだと写真に納まりきらないくらい。

でも、中は思ったほど広くはなかった。

しかも、古そうな外観のわりには、どうやら最近に建てられたらしい。

ガイドブックを見てみたら、完成は1978年なんだって。

7月8日

今日は、初めての語学学校の日。

早めに起きて準備万端にしていたんだけど、カリードがなかなか起きてこない。

ようやく起きたカリードに連れられて学校まで行った。

語学学校っていうくらいだから、それなりに学校らしい建物なのかと思ったら、すっかり街の外観に溶け込んでいて、注意していなかったら気づかないような建物だった。

カリードがいなかったら、辿り着くことはできなかっただろう。

 

European Languages Centre

語学学校に着くと、しばらく受付で待たされた。

同じく待っている人が数人。

どうやら、新しい生徒のようだ。

今日の新しい生徒は、アラブ系の人が3人と日本人が2人(俺を含めて)。

しばらくして、英文法の筆記テストを受けた。

このテストは、大学受験レベルの知識があれば、比較的簡単に解ける問題だった。

採点をしている間、カフェテリアで待つことになった。

しばらくたっても何の応答もないので、受付に聞きに行くと、いきなり一番高いクラスに配属されてしまった。

どうやら、テストの点数が良かったみたいだ。

高校時代、学年で後ろから20番目くらいをウロウロとしていた落ちこぼれの俺ですら、1番上のクラスとは・・・。

それに聞きに行くまで何のアクションもないとは・・・。

この学校、大丈夫か???

 

肝心の授業だけど、先生が何を言っているのか、さっぱり理解できなかった。

しかも、まわりの生徒は、同じクラスとは思えないようなくらいペラペラ。

そんなかんじで、あたふたしているうちに授業が終わってしまった。

俺は、午前の授業しか取っていないので、ここでお終い。

 

うちの学校は、何故か日本人がいない。

今日、入学した人だけ。

留学関係のHPには、どこに行ったとしても日本人はいます、とかって書いてあったのに・・・。

で、その日本人と話していたわけだけど、彼女は、アイルランドで3ヶ月間、語学学校に通ってからLiverpoolに来たそうだ。

なので、授業の内容も少しは理解していたらしい。

彼女に相談した結果、明日の授業も理解できなかったら、クラスを変えてもらうことにした。

 

午後は、City Centreをぶらぶらしてみることにした。

Liverpoolは、大きなサッカークラブがあるから大きな街かと思っていたら、ぜんぜんそんなことはなくて、かなり小さい街だった。

つまりサッカークラブだけの街ってこと(本当はThe Beatlesの故郷でもあるけど、別にファンではないので・・・)。

そのせいもあってか、Liverpool FCのユニフォームを着ている人がやたらといた。

しかも、日本みたいに上だけとかではなく、上から下までLiverpool FCなのだ。

女の子でさえ着ている人もいる。

この街では、どんなブランドもLiverpool FCのユニフォームにはかなわないっぽい。

7月7日

朝、一緒に泊まっていた人達に別れをつげ、Liverpoolに向かった。

たったの2日しか泊まっていないけど、近い年代が多かったし、到着した時には考えられないくらい楽しい時間を過ごせた。

もう少し長くいても良かったかも。

 

Victiria Coach Stationで長距離バスに乗ると、疲れのせいもあって、バスが動きだすとともに眠りについてしまった。

なので、イギリスの長閑な田舎の風景なんて、まったく見ていません。

隣が綺麗な金髪のお姉さんだったけど、話していません。

まあ、起きていたとしても話していなかっただろうけど・・・

 

Liverpool Coach Stationに着いて、しばらくしたら、ホストファミリーが迎えにきてくれた。

ホストファザーの名前はトニー、ホストマザーの名前はリンダ。

そして、犬の名前はJohn Lennonからとってレノンというらしい。

また、サウジアラビア人のカリードという人が既にステイしているらしい。

家に着いたあと、居間でトニーと話した。

トニーの英語は、やたらと聞きとりづらい。

しかも、ずっと緊張しっぱなしだったので、かなり疲れてしまった。

途中、カリードが帰ってきたが、あんまり話さないで自分の部屋に行ってしまった。

結構、暗そうな奴だ。

上手くやっていけるのかどうか、ちょっと不安になった。

ただ、トニーもリンダも、とても親切な人なので安心した。

7月6日

友達と会う約束をしていたので、待ち合わせ場所のPiccadilly CircusにあるJAPAN CENTERっていうところに行った。

ここは、CDから食品までいろいろと日本のものを売っている素敵な店だ。

日本のものがほしくなったら、ここに来れば手に入るってわけ。

俺が住むの予定なのはLiverpoolだから、当分はここの恩恵を受けることはないだろうけど。

 

友達はLondonに5月末から住んでいるので、地下鉄の乗り方とかを教えてもらった。

観光でいろいろと周るのなら、1日乗車券を買ってしまったほうが得らしい。

 

お昼、Thames川沿いにあったパブに入ったんだけど、ここがひどい。

サンドウィッチのくせに注文してから材料を取りに行くし、待っている人をほっておいて別のことをしてるし、あげくのはてには、パンまできらしやがった。

しまいには、店員がどっかに行っちゃうし。

日本なら、すぐに潰れるだろう営業の仕方だった。

イギリス人は、こんなでも許せるのか?

なんて心が広い人種なんだろう。

 

Horse Guards

そのあと、市内をぶらぶらしていると、なにかの人だかりに巻き込まれてしまった。

しばらくすると、なにやら衛兵がでてきてパレードみたいものが始まった。

ガイドブックによると、ここは近衛騎兵連隊の司令部、Horse Guardsというところらしく、Buckingham宮殿と同様に衛兵の交代式があるのだそうだ。

その時間に偶然、通りかかったというわけ。

 

Victiria Coach Station

帰る途中、Victiria Coach Stationによって、Liverpoolまでの切符を買っておいた。

Coachのほうが時間がかかるんだけど、安かったもんで・・・。

これでLiverpoolに到着する時間が決まったので、ホストファミリーに到着時間を知らせるために電話をしてみた。

いよいよNOVAの力を試す時がきたのだ。

でも、言っていることの半分くらい理解できなかった。NOVAの役立たず!!

とりあえず、到着時間にLiverpool Coach Stationまで迎えに来てくれるそうだ。

 

まだ、夕食を食べていなかったので、初めてFish and Chipsなるものを買ってみた。

イギリスで定番のファーストフード。

これ、揚げ物なのに量多すぎ。

こんなものばかり食べているから、イギリス人はデブが多いのだろう。

2人で食べてちょうどいいくらいの量があった。

1人では食べきれないので、宿に泊まっていた日本人達と一緒に食べた。

7月5日

徹夜作業のすえ、なんとか荷物をまとめて成田空港に向かった。

飛行機の中では、前日に徹夜して荷造りしていたおかげで、ぐっすり睡眠。

たぶんイビキをかいていただろうってくらい熟睡できた。

 

そんなかんじで、London Heathrow空港に到着。

他の乗客はイギリス人かツアー客ばっかり。

一人なのでドキドキしていたが、そんなことをツアー客のおばさん達に悟られるのは、俺のプライドが許さない。

そんなわけで、俺に着いてこい!ってくらいの勢いで、先頭にたって入国審査のところまで行ってやりました。

でも、入国審査では思ったよりもいろいろと聞かれて焦った。

それまでは堂々としていたのに、いきなりあたふたしだした俺を見て、おばさん達は心の中で笑っていたに違いない。くそっ。

 

London Eye

空港を出た後は、地下鉄でゲストハウスに向かった。

駅に着いてから、地図を参考にしてゲストハウスの近くまで行ってみたけど、団地があるだけ。

見落としたのかと思ってあたりを探してみたけれども、ここで間違いないっぽい。

途方に暮れて、あたりをふらふらしていると、追い討ちをかけるように夕立にあった。

イギリス嫌い・・・。

早速、日本に帰りたくなった。

精神的に疲弊していた俺は、雨の中を探し回る気力もなく、屋根のあるところで雨宿りすることにした。

すると、突然、韓国人らしき人が話しかけてきた。

どうやら、この人がオーナーらしい。

オーナーの話によると、団地の1室が宿泊するところなんだそうだ。

ゲストハウスは初めてだったので、こんな風な形態をとっているとは思ってもみなかった。

ゲストハウスっていうのは家の一部を宿として貸し出しているところなんだと。知ってた?

 

そんなかんじで無事にたどり着くことができたんだけど、中に入ると韓国人だらけ。

ルームメイトは全員韓国人。

日本人も数人いるけど、外出中らしい。

どうしていいのかわからず自分のベッドの上で唖然としていると、韓国人のうちの一人が一緒にテレビを観ようと話しかけてくれた。

部屋にいても暇なので、おそるおそるキッチンに行ってみたら、オール韓国人。

もちろん韓国語で話している。

英語でさえまともに話せないのに、韓国語なんて無理。

でも、ここで部屋に戻ったら日本人のイメージが悪くなってしまう。

そんなわけで、わかりもしない英語のテレビを楽しんでいる風に装っていたら、誘ってくれた韓国人が英語で話しかけてきてくれた。

そうすると、他の韓国人たちもみんな英語で話してくれるようになった。

話してみると、韓国人って以外に気さくで良い人ばっかりだった。

 

そんなかんじで、なんとか初日を無事に過ごすことができた。

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