今日は、初めての語学学校の日。
早めに起きて準備万端にしていたんだけど、カリードがなかなか起きてこない。
ようやく起きたカリードに連れられて学校まで行った。
語学学校っていうくらいだから、それなりに学校らしい建物なのかと思ったら、すっかり街の外観に溶け込んでいて、注意していなかったら気づかないような建物だった。
カリードがいなかったら、辿り着くことはできなかっただろう。
語学学校に着くと、しばらく受付で待たされた。
同じく待っている人が数人。
どうやら、新しい生徒のようだ。
今日の新しい生徒は、アラブ系の人が3人と日本人が2人(俺を含めて)。
しばらくして、英文法の筆記テストを受けた。
このテストは、大学受験レベルの知識があれば、比較的簡単に解ける問題だった。
採点をしている間、カフェテリアで待つことになった。
しばらくたっても何の応答もないので、受付に聞きに行くと、いきなり一番高いクラスに配属されてしまった。
どうやら、テストの点数が良かったみたいだ。
高校時代、学年で後ろから20番目くらいをウロウロとしていた落ちこぼれの俺ですら、1番上のクラスとは・・・。
それに聞きに行くまで何のアクションもないとは・・・。
この学校、大丈夫か???
肝心の授業だけど、先生が何を言っているのか、さっぱり理解できなかった。
しかも、まわりの生徒は、同じクラスとは思えないようなくらいペラペラ。
そんなかんじで、あたふたしているうちに授業が終わってしまった。
俺は、午前の授業しか取っていないので、ここでお終い。
うちの学校は、何故か日本人がいない。
今日、入学した人だけ。
留学関係のHPには、どこに行ったとしても日本人はいます、とかって書いてあったのに・・・。
で、その日本人と話していたわけだけど、彼女は、アイルランドで3ヶ月間、語学学校に通ってからLiverpoolに来たそうだ。
なので、授業の内容も少しは理解していたらしい。
彼女に相談した結果、明日の授業も理解できなかったら、クラスを変えてもらうことにした。
午後は、City Centreをぶらぶらしてみることにした。
Liverpoolは、大きなサッカークラブがあるから大きな街かと思っていたら、ぜんぜんそんなことはなくて、かなり小さい街だった。
つまりサッカークラブだけの街ってこと(本当はThe Beatlesの故郷でもあるけど、別にファンではないので・・・)。
そのせいもあってか、Liverpool FCのユニフォームを着ている人がやたらといた。
しかも、日本みたいに上だけとかではなく、上から下までLiverpool FCなのだ。
女の子でさえ着ている人もいる。
この街では、どんなブランドもLiverpool FCのユニフォームにはかなわないっぽい。