ゴールデンウィークということで、中部地方の城巡り第一弾、信長の居城で築城から3年で焼失してしまった幻の城、安土城に行ってきました。

夜行バスと電車の乗り継ぎで行ったのですが、安土駅から安土城跡までは少し離れているので、駅前でレンタサイクルをして向かいました。10分ほど、長閑な風景を堪能しながら自転車を漕げば安土城跡に着きます。

安土城跡ですが、現在は、摠見寺という信長が建立したお寺の敷地内にあります。そのため、入城するには、入口で拝観料を払う必要があります。

拝観料を払って入ってみると、目の前に大きな階段があります。この階段を上までひたすら登っていけば本丸に着きます。階段の両脇には有力家臣の邸跡があります。羽柴秀吉、前田利家、徳川家康、とそうそうたる面々の邸跡に、興奮度マックスになりながら、ひたすら階段を登っていきます。

上に登れば、織田信忠、森蘭丸の邸跡などもあり、さらに登ると、黒金門跡にたどり着きます。ここを過ぎれば、いよいよ二の丸、本丸、天守跡です。

黒金門跡を過ぎて。階段を左に登れば二の丸、右に登れば本丸です。本丸には、当時、本丸御殿という天皇を招くために建てたといわれる建物があったそうで、

そこから、さらに階段を登ると天守跡に着きます。天守がなくても、十分高いですが、当時は、ここに地上6階、地下1階の天守閣が建っていたとのこと。信長の権勢の大きさを感じられます。

帰りに寄った駅前にある安土城郭資料館では、安土城の模型があり、天守台にどんな建物が建っていたかが分かります。合わせてみると、より安土城の壮大さがわかると思います。また、ココに安土城と観音寺城の100名城スタンプがありました。

城としての見応えでは、現存天守のある城には敵いませんが、戦国時代好きは絶対に行くべき城でした。