みなさん、金魚は好きですか?
私は、家で3台の水槽が稼働しているくらい金魚好きなんですが、そんな金魚好きも、金魚にたいして興味もない人でも楽しめるアートアクアリウム美術館に行ってきました。
期間限定開催の時に行ったことがあるんですが、常設展示になってからは初めて。場所も、日本橋三越から銀座三越に移っていました。
入場すると、まずは幻想的な柱の回廊が出迎えてくれます。柱一つ一つが水槽になっていて、琉金や東錦が優雅に泳いでいました。
このオランダ獅子頭の肉瘤の発達具合とか、最高にかわいい♪
ちょうど開館1周年で、「紫陽花づくし」がテーマになっていたので、ところどころ、紫陽花を交えたアートになっていました。
もう、これなんか自宅の和室に、そのまま欲しい。
各種金魚をじっくり鑑賞するコーナーもありました。上からの照明で、水槽の底に映る影が幻想的。ちなみに、このコ達は水泡眼。
土佐錦はオレンジ色が透き通っていて、幻想的な影を創り出していました。
ちなみに、土佐錦は、特徴ある尾ひれの形を保つために専用容器での飼育が必要なんです。また、真水を好むため、水替え頻度もハンパないという飼育難度MAXな金魚です。
こちらは、絵ではなくリアル金魚の提灯。見せ方でこんなにも金魚に芸術がうまれることに驚きです。
ここなんか、祈りを捧げたら金魚の精霊でも召喚できそうです。
最後は、仮屋崎さんとのコラボ作品。花瓶の中を金魚が泳いでました。
途中から、金魚好きにもかかわらず、個々の金魚からアートとしての展示物に夢中になってしまいました。普段、あまり芸術には感化されないほうなんですが、すっかり幻想的な世界に浸ることができました。
しかも、どこを切り取っても映えること間違いなし。映え写真を求めるなら、携帯握りしめて行ってみてはいかがですか?