日本人であれば一度は聞いたことがある日本三景。松島、天橋立、宮島。

このうちの天橋立は、四大観といって観る方角によって景観が変わるのですが、そのうちの1つ、一字観(天橋立が漢字の一文字に見える)が望める公園にあるキャンプ場、大内峠一字観公園キャンプ場に行ってきました。

ここの特徴は、展望台に行かずとも、テントサイトやバンガローから天橋立の一字観が望めること。

天橋立を眺めながら、お酒をチビチビと飲む、みたいな優雅な時間を過ごすことができます。

キャンプ場はこんな感じ。

右手にバンガロー、左手にテントサイト。駐車場側に子供が遊べる広場と炊事棟、シャワー棟、トイレがあります。

今回はテントサイトに泊まったのですが、こんな感じでちょっと狭目です。ベンチが区画の区切りになっていて、これで3サイト分。

4人用テントがギリギリ張れる幅しかないので、ヘキサタープは、手すりと崖をうまく使わないと張れません。

ただ、それでも、テントサイトからこの景色。天橋立の夕焼けや夜景、朝焼けなど堪能し放題です。

ちなみにバンガローはこちら。

私は泊まっていませんが、泊まっている人に聞いたところ、キッチン、トイレ完備、外にはビーベキューテーブルがある超快適バンガローだそうです。

キャンプ場内でも高い位置にあるので、天橋立も見放題(たぶん)。

ちなみにテントサイトもバンガローも高台にあるので、荷物はこの運搬車で運んでくれます。行きは無料、帰りは500円。

広場にはブランコとかがあり、子供達は、ずっとココで遊んでいました。そして、何よりこの広場がテントサイトから一望できるので、親も安心して夕食作りができます。

こちらは炊事棟。シンクと逆側に、カマドもあります。ただし、カマドを使う場合は、別途1,000円がかかります。

こちらは、シャワー棟とトイレ。今回は、近くにあった岩滝温泉 クアハウス岩滝に行ったので使っていませんが、トイレ棟は洋式もあり、キレイに清掃されていました。

クアハウス岩滝ですが、キャンプ場から車で15分ほどのところにあります。施設はスポーツジムのお風呂(実際にスポーツジム併設)なのですが、泉質はとても良く、お肌がスベスベになりました。

ちなみに、天橋立は、股のぞきといって、股の間から天橋立を眺めることが名物になっています。飛龍観で有名な天橋立ビューランドが股のぞきで有名ですが、このキャンプ場の管理棟の裏手に股のぞきの発祥の地がありました。油断していると気付かずに帰ってしまいそうな場所にあります。

一文字なので逆さに観ても一文字なのですが、味なある股のぞき台で、股のぞきをしてみるのも良いかもしれません。

天橋立周辺のホテルでは観ることのできない夜景まで楽しめちゃうステキなキャンプ場、大内峠一字観公園キャンプ場で、皆さんも天橋立を堪能し尽くしてみてください。